伊江ーい!めっちゃホリディ(後編)

    前回の続きです。

    なんとか寝落ちせずに切符を購入。往復¥1,370で離島に行けるのは正直うれしい。

    今回乗るフェリー「ぐすく」
    まあまあデカいし “IE” の文字がイカしています。

    早速乗り込んで上部デッキへ移動。僕は涼しい船内よりも景色が見渡せるデッキ派なのだ。暑いとかは特に気にしない。

    普段はインドアだけど、こういう時だけアウトドアになるところは自分でもよくわからない。

    とにかく昔から乗り物に乗る時は窓際やオープンな空間が好きなのである。

    向こうに見える大きな橋が本島と瀬底島を結ぶ瀬底大橋。

    あの橋の下を通過するというからまた楽しみ。
    陸路では味わえないロマンがそこにはあると僕は思う。

    そんなこんなでいざ出港。
    本当に漁港!?と驚くほど綺麗な港内。写真では伝わりにくいのだが、海底まで透きとおって見えるから驚き。
    那覇はだいぶ汚染されているんだなあと悲しくなる。

    本部港を離れて5分ほどで瀬底大橋の下をくくるイヴェントが発生します。

    伝わりましたか?
    なんかこう、「うおおぉーー!」って感じわかります?
    わからなければ大丈夫です。うおおぉーー!ってコーフンしている僕のことはどうぞほっといて下さい。

    伊江島までは時間にして約30分。
    あっという間の船旅を終えて、無事に伊江港に到着。

    上陸前でもシンボルの城山(ぐすくやま)が確認できます。
    沖縄県民である僕は城山よりも「伊江島タッチュー」という呼び方がしっくりくる。
    なんなら、今回のプチトリップで城山という正式名称を知ったぐらいだ。勉強になったよ。

    島に着いたら真っ先にするのが移動手段の確保。
    ターミナルの向かいにあるレンタル屋さんにて島での足をゲットしないと何もはじまらないぐらい伊江島は広いのだ。

    自転車、スクーター、車がレンタルできるのだが、日帰りで荷物も少ないしなにより運動不足解消を図りたいと思ったのでチャリをチョイス。
    半日だと¥1,000でレンタルできるからオススメです。

    だがこの選択が後に間違いだったと思い知らされることになる。

    自転車と一緒に渡された伊江島のマップ
    この絶望的な方向音痴の僕にはクソの役にも立ちそうにない代物だがとりあえず大事にとっておく。

    現在位置だけ確認してノリで出発。僕の旅は基本ノープランだ。
    計画立てて行動が全部決まっている旅行に予定通りに行ったってつまらないでしょ?

    トラベルの語源は「トラブル」から始まってて、トラブルが多ければ多いほど想い出深く、自身が成長できる旅行になるのだと僕はそう思う。

    去年の渡嘉敷島も船のチケットだけ買って、宿やご飯はその時になんとかするという行き当たりばったりな旅行だったし、実際なんとかなった。少しだけ自信もついた。(気がする)

    話が逸れました。チャリをゲットしてひとまず西側から島を一周してみる。
    バカにするわけでは無いが意外にもファミマがあったりと伊江島は都会である。

    とりあえず道中死なないように「命の水=クリスタルガイザー」を購入。
    クリスタルガイザーは中二病を拗らせた人が考えた伝説の武器みたいな名前がカッコいいし、なにより他のミネラルウォーターより確実に美味しいので僕は長年愛飲している。

    伊江島はわりと坂道が多く、特に西側からのルートは緩やかではあるが登り続きだったので序盤から結構しんどい。

    もし伊江島をチャリで周る事があるなら東側からをオススメします。

    周りは畑しかないのどかな風景が広がっている。
    車も少ないし、ただあてもなくのんびりとチャリを漕いでいるだけでも気持ちがいい。

    道すがら牛小屋を発見。牛さんがいっぱい。

    つぶらな瞳でガン見してきます。かわいい。そしてメチャ臭い。
    本島でいうところの南部スメルと同等の臭いがします。
    これはこれで田舎感があり良いのだが、やはり臭いので長居できない。ごめんよ。

    人口よりも牛などの動物の数が多いとか少ないとか。
    実際、サイクリング中に見た牛小屋や牛の数は結構多かったと記憶している。

    他にもデカいマシュマロみたいな謎の物体が転がっていたり、

    見通しが良すぎて仕事していないカーブミラーがあったりと全然飽きのこないサイクリングを堪能。

    車なんてたまにすれ違ったり追い越されたりするくらいで、自分のチャリを漕ぐ音くらいしか聞こえない。

    那覇の雑踏とは比較にならないほど静かなのだ。
    チャリではなくバイクをレンタルしていたらこんな気づきはなかっただろう。

    しかし、炎天下でチャリをひたすら漕いでいるとさすがにめまいが…。
    こまめに水分を取ってもペダルを踏む脚に力が入らなくなってきた。

    おまけに緩やかな坂道&向かい風が続いているので、体力を激しく消耗しているのがわかる。
    こ、これは休憩挟まなアカン…!(なぜか関西弁)

    自分のモヤシ加減を恥じながら近くの木陰でしばらく休憩することに。

    マップに載っていない公民館みたいな建物の駐車場で休ませてもらう。

    ちょうど芝生になっていて、ゴロンと横になりながら空を見上げるととても気持ちいい。

    ここでは車や何やらの騒音なんて1デシベルも聞こえません。
    聞こえるのは風で木々が揺れる音や鳥の鳴き声だけ。贅沢な空間だ。

    しばらく休憩してサイクリング再開。
    道なりに進んでいると「湧出(わじー)」という絶景スポットに到着。

    ちなみにこの目印から更に600mほど進んだ先にあります。

    ここからようやく下り坂に。
    今まで地味にゆるーい上り坂が続いていたので、漕がなくても進むこの道はまさに喜びの下り坂だった。

    そして湧出に到着。といっても展望台は奥の柵の方なので、ここから見える景色はまだまだ序の口。

    はい、ご覧ください。絶景です。

    これは頑張って来た甲斐がありました。
    天気にも恵まれてホントありがとうございますって感じ。

    しばらく眺めてから地獄のチャリ漕ぎ再開。
    伊江島一周までは距離にしてあと半分以上ある。正直キツイ。

    この辺からスクーターにしときゃよかったと後悔の念を感じはじめるが既に遅し。

    「ここまできたら後は気合いじゃあ!!」

    と、基本ドMな自分追い込みスタイルの僕は重いペダルを踏んでひたすら前に進む。

    リリーフィールド公園は伊江島名物「ゆり祭り」の会場らしいのですが、時期的に咲いてないだろうと素通り。

    この後に控えているメインイヴェント「伊江島タッチュー」と戦う前にここで余計な体力を消費するわけにいかないのだ。

    それほどまでに過酷な旅になってしまったのはきっとチャリのせい。
    免許がある方は確実にスクーターにすることをオススメします!!(弱者のアドバイス)

    そんなこんなで休みながらもようやく島を2/3ほど攻略。

    おそらくこのルートを通っただろうというおぼろげな記憶を頼りに現在位置を確認する。

    いよいよラスボス「城山=伊江島タッチュー」に挑む時が来たのだ。

    だが、これまでの道のりで酷使した我が両足は生まれたての子鹿のようにプルプルと震えはじめている。非常にまずい展開である。

    しかしここまで来たからには素通りするわけにもいかず、気合いのみで登山を試みることに。

    登山口はいくつかあるのだが、レンタル屋のおばちゃんから「自転車で行くなら南口のほうがいい」とアドバイスをされたので迷わず南から行くことにした。

    容赦ない階段が続いて頂上かと思いきや…

    残念!ようやくスタートラインでしたー。

    この時僕の心が折れた音が聞こえた気がする。

    とにかく登る。

    まだ登る。

    ま、まだ登らせるの?KO-WAのHPはもう0よ!

    そしてようやく登頂成功。

    絶景パート2。

    手すりにつかまりながら必死に登りきったが、足がガクガクしながらの登山は本当に死ぬかと思った。

    標高172mといえど、疲労困憊した身体での登山は無謀DEATHね。

    小学校の修学旅行以来となる伊江島タッチュー攻略でしたが、僕も歳をとったなと痛感した次第です。

    しかし疲れたとはいえ、改めて写真を見返すと本当に素晴らしい景色だったなと思う。

    写真では伝わらない美しさを感じられますので、伊江島に行く機会があれば是非とも立ち寄っていただきたい。

    あと、上空にピタッと静止しながら飛行している謎の鳥を発見。

    不思議なことにこの位置から全然動きません。写真を撮りまくっていたら、恥ずかしかったのかピューンと飛んでいった。

    鳥に詳しい方は何の鳥か教えてください。

    日帰りだとフェリーの時間に間に合わせて動く必要があるので、のんびりしてはいられない。万が一乗り遅れたら宿泊確定だ。

    城山から伊江港までは下り坂。まさにヘブンズロード。
    漕がなくてもシャーッと進むこの幸福感がたまらない。

    レンタル屋に自転車を返却してターミナルで船の時間までひと休み。
    売店を物色していると「イエソーダ」なるものを発見。

    僕が修学旅行で伊江島を訪れた際には存在していなかったアイテムだ。

    伊江島といえば落花生が特産品として扱われているので、それに伴い「ジーマミー豆腐」や「黒糖ピーナツ」といったピーナツを使用したものがお土産品として並んでいた。

    ちなみにイエソーダの近くに「告白飲料」というPOPが設置されていて「え?」となったのだが、

    イエソーダ = 言えそうだ

    ということらしい。「言える」じゃなくて「言えそうだ」と曖昧にしてしまうあたりに悪意を感じる。

    せっかくなので黒いのを一本買ってみた。

    伊江島の黒糖を使用したコーラらしい。お味は…うーん。
    僕はコカコーラの方が好きです。気になる方はチェキ!

    そして乗船の時間。
    あっという間に終わった伊江島日帰りの旅はとても充実した時間を過ごせたと思う。
    始発で行けば最終便で帰るまでにある程度は島内を観光できるので、宿泊はしないけど離島に行きたい方にはオススメです。

    次行くときは宿泊で観光したい。夜に星を見るのもまた楽しそう。

    今回のプチトリップでは

    行きの高速道路(片道)    ¥760

    船の往復チケット      ¥1,370

    自転車レンタル       ¥1,000

    あとは飲食などの雑費を合わせても¥4,000くらいで収まった。コスパ最強である。

    今度は渡名喜島あたりに行ってみたいなあ。まあ来年かな。

    残りのお休み2日間はバッチリ引きこもってアニメとかを観てました。やっぱり根暗だな僕は。
    そんなわけで一応、充実した連休を楽しみました。お休みありがとうございましたー。

    投稿者:

    KO-WA

    KO-WA

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